行政書士とは?
私たちの暮らしは、いまや、行政なしには考えられません。家を出れば道路があり、公共交通機関があり、飲食店があり、挙げればキリがありません。
道路は道路交通法に則って道路行政が行われているし、公共交通機関も道路運送法に基づいて、国土交通省からの事業許可を受けています。飲食店も食品衛生法にもとづき、保健所から営業許可を受けます。
さまざまな日常のシーンが、法律と法律による行政の影響を受けています。
例えば古着屋をやろうと思ったとしましょう。家の一部屋を店舗にして、いきなり開店出来るのでしょうか?
答えはNOです。古物営業法違反になります。
古物営業法 第一条 この法律は、盗品等の売買の防止、速やかな発見等を図るため、古物営業に係る業務について必要な規制等を行い、もつて窃盗その他の犯罪の防止を図り、及びその被害の迅速な回復に資することを目的とする。
古着屋を開くのは自由だと思われるかも知れませんが、行政が放任してしまうと、商売のために窃盗を働いて転売したりするひとが現れる可能性もあります。盗品を転売すれば、足がつきにくくなります。こうした事態を防ぐために規制行政が行われます。
本来自由であるはずの行為が、規制されるので、法律・制度を知らないひとは違法というリスクを負うことになります。
行政書士は法律・制度を知らずに、損をする人を減らすためにも、街のかかりつけとして、書類作成のための相談業務を通して法務サポートをしています。
こう聞くと、行政書士を少し身近に感じられるのではないでしょうか。ぜひ、かかりつけ行政書士をみなさまの傍らに置いてください。
兼氏行政書士事務所もそんな生活の伴走者として、みなさまの想いを「カタチ」にするお手伝いをさせていただきます!
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